【2024年版】川口市・草加市・戸田市・蕨市の外壁塗装で使える補助金・助成金を解説
川口市、草加市、戸田市、蕨市にお住まいの皆様、もし外壁塗装をご検討中であれば、お住まいの市町村で利用可能な助成金制度があるかどうかを確認しましょう。
目次
川口市の助成金制度
川口市では、市民が市内に本社がある業者に依頼して20万円以上(税込)のリフォームを行った場合、その費用の一部を助成する住宅リフォーム助成金制度を提供しています。助成金額は施工費用の5%(上限10万円)です。
なお、川口市では申請のタイミングが少し特殊で、業者との「工事契約を結んでから着工までの間」に担当課に申請書類を持参する必要があります。
制度名 | 住宅リフォーム助成金 |
受付期間 | 2024/4/19(金)~2024/8/1(木)(先着) |
助成金額 | 費用の5%(上限10万円) |
支給条件 | 市内にある自己居住用の住宅であること川口市内に本社がある事業者が施工すること施工費用が税込20万円以上であること契約締結後、かつ、工事着工前に申請すること 等 |
助成対象工事 | 外壁の改修(修繕、塗装、張替え)屋根の改修(塗装、葺き替え、防水工事)屋根・屋上・バルコニーの床の水漏れ修理コンクリート壁や雨どいの修理 等 |
問合せ先 | 住宅政策課埼玉県川口市三ツ和1-14-3 鳩ヶ谷庁舎4階TEL:048-242-6326 |
草加市の助成金制度
草加市では、市内リフォーム助成事業を実施しています。この制度は、市の商工会議所の認定を受けた施工業者が工事の依頼者に対して金額の割引を行った場合に、その費用の一部を助成するものです。助成金額は施工費用の20%で、上限は0.5万円から10万円となっています。
この制度は施工業者が申請するものであり、外壁塗装の依頼者に直接の恩恵はありません。しかし、知っておくことで業者との価格比較や交渉時に有利になるでしょう。
制度名 | 市内リフォーム助成事業 |
受付期間 | 2024/5/7(火)~2024/5/31(金) |
助成金額 | 費用の20%(上限0.5万円~10万円) |
支給条件 | 令和5年6月16日から令和6年1月31日までの間に行われた工事であること申請者が市の認定事業者であること工事の依頼者に対して金額の割引を行ったこと草加市内に所在する建物及び付属設備の工事であること 等 |
助成対象工事 | 屋根、外壁、内装の塗替え建物の改築、修繕又は補修建物に付属する外構・車庫・物置等の修繕・補修その他付属設備の改修 等 |
問合せ先 | 草加商工会議所 地域経済活性化事業実行委員会埼玉県草加市中央2-16-10TEL:048-928-8111 |
戸田市の助成金制度
戸田市では、住宅改修資金助成制度を提供しています。この制度は、市民が市内業者に依頼して20万円以上(税抜)のリフォームを行った場合に、その費用の一部を助成するものです。助成金額は施工費用の5%で、上限は10万円です。
制度名 | 住宅改修資金助成制度 |
受付期間 | 2024/4/1(月)~不明(先着) |
助成金額 | 費用の5%(上限10万円) |
支給条件 | 市民が自ら居住する個人住宅等であること過去にこの助成金の交付を受けていないこと施工費用が税抜20万円以上であること市内に本店がある業者を利用すること 等 |
助成対象工事 | 外壁塗装を含む、住居部分のリフォーム全般 |
問合せ先 | 経済戦略室埼玉県戸田市上戸田1-18-1 TEL:048-441-1800(内線:398) |
蕨市の助成金制度
蕨市の住宅改修資金助成金(住宅リフォーム助成金)制度は、市民が市内業者に依頼して10万円以上(税抜)のリフォームを行った場合に、その費用の一部を助成するものです。助成金額は施工費用の5%で、上限は10万円です。
制度名 | 住宅改修資金助成金(住宅リフォーム助成金) |
受付期間 | 2024/4/1(月)~不明(先着) |
助成金額 | 費用の5%(上限10万円) |
支給条件 | 自ら住んでいる市内の持ち家であること着工する2週間前までに申請すること施工費用が税抜10万円以上であること市内業者を利用すること 等 |
助成対象工事 | 外壁塗装を含む、住居部分のリフォーム全般 |
問合せ先 | 市民生活部 商工生活室埼玉県蕨市北町2丁目8番8号 仮設庁舎1階TEL:048-433-7750 |
外壁塗装で助成金・補助金を受け取るための条件
助成金を受け取るための条件は自治体によって異なりますが、共通する傾向があります。
特に以下の条件には注意しましょう。
1. 受付期間内かつ工事着工前に申請を行うこと
2. 自治体が指定した業者で工事を行うこと
3. 必要な書類を揃えること
4. 税金を滞納していないこと
また、助成金に予算が設けられている場合、予算に達した時点で受付が終了します。
申請の際には、見積書が必要になることが多いです。多くの自治体では、市町村内の業者を利用して工事を行うことが条件となるため、申請前に市町村内の業者から見積書を取得しておきましょう。
さらに、一部の制度では外壁塗装だけでは助成金の対象とならない場合があります。例えば、「屋根の遮熱塗装のみが対象」といった特別な条件を設けている自治体もあるので、事前に確認しておくことが必要です。
埼玉県の外壁塗装助成金申請の流れ
埼玉県の外壁塗装助成金の支給は、先着順または抽選制が一般的であり、予算も限られています。そのため、助成金を検討する際には、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛かる必要があります。
以下は、実際の助成金申請の流れです。
手順 1: 外壁塗装の見積もりを取得
申請には業者の工事見積もり書が必要です。見積もり取得には時間がかかることがあるため、早めに見積もり依頼を開始することをお勧めします。また、見積もり書だけでなく、塗料の性能を証明するカタログの提出を求められる場合もあるので注意が必要です。
手順 2: 自治体のサイトから必要書類を入手
自治体のウェブサイトから申請書類をダウンロードし、記入をし、必要な添付資料の準備をします。
手順 3: 必要書類の提出
必要書類を窓口または郵送で提出します。ただし、自治体によっては郵送が不可の場合もあるため、確認が必要です。
手順 4: 審査結果の連絡(2週間前後)
多くの自治体では先着順となっており、新年度から募集が開始されます。早めの応募が重要です。
手順 5: 外壁塗装の契約・工事
外壁塗装の契約を結び、工事を着工します。途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もあるため、事前に要項を再確認しましょう。
手順 6: 実績報告書と請求書の提出
工事完了後、実績報告書と請求書を作成し、提出します。
埼玉で塗装工事をする前に知っておきたいこと
埼玉県で外壁塗装や屋根塗装を検討する前に、業者に依頼する上で基礎知識を知っておく必要があります。
なぜなら、これらの塗装作業はこの先10年以上のマイホームに影響してきますので、業者選びは特に慎重に行う必要があります。
外壁塗装・屋根塗装の耐用年数はどれくらい?
外壁塗装や屋根塗装の耐用年数は、材質や塗料によって異なると言われていますが、一般的には10~15年ほどです。ただし、これは平均的な年数であり、実際には住宅の環境や塗料の種類によって耐用年数が変わってきますので、外壁や屋根の劣化状況を考慮し、塗装工事のタイミングを決めることが重要です。
ご自宅の外壁や屋根の劣化状況に合わせて工事を行うことをおすすめします。
早めの塗装が重要
外壁や屋根の劣化症状は、軽度なものであれば塗装で修復できます。しかしそのまま放置してしまうと、症状が進行し、外壁材や屋根材を全面的に交換する大がかりな修復が必要になるかもしれません。
もちろん、症状が進行すればするほど、修復にかかる費用もどんどん高額になっていきます。
見た目では分からない場合でも、劣化は進行している可能性があるため、定期的なメンテナンスをしておくことが、結果的に費用を抑えることに繋がります。
悪徳業者やトラブルに巻き込まれるリスクにもご注意!
外壁塗装や屋根塗装の施工不良は、なんともタチが悪い問題です。一般的に、その欠陥が明らかになるのは施工後2~3年経ってから。つまり、施工直後に品質を判断するのは至難の業なのです。
悪徳業者の場合、下塗りなど本来必要な工程を省いて施工費を浮かそうとするのがよくある手口になります。
さらに、悪質ではありませんが技術不足などの理由で、本来の耐用年数よりも短期間で劣化が進むことも考えられます。
そのような事態に備えるためには、万一の際の保証が手厚い業者をを選ぶことが重要です。
埼玉県の塗装業者事情
ここまでは、埼玉に限らず外壁塗装・屋根塗装で一般的にいえる基礎知識についてご案内してきました。
ここからは埼玉の塗装工事事情に焦点を絞り、その具体的な特徴やポイントについて解説していきます!
埼玉県の気候・外壁塗装
外壁塗装や屋根塗装は、その日の気温や湿度の影響を大きく受けます。
気温や湿度によっては、外壁塗装を行うことができない場合もあります。
一般に以下のような条件下では、外壁塗装や屋根塗装を行うことはできないとされています。
・気温が5℃以下または35℃以上
・湿度が85%以上(雨の日も不可)
・強風の場合
埼玉の気候は比較的温暖で、冬にはほとんど降雪がありません。つまり、塗装作業が制限される季節はほとんどありません。
ただし、夏の暑さがピークとなる8月は、温度や湿度が高いことがあり、十分な乾燥ができず、施工不良のリスクが高まる可能性があります。そのため、この時期の塗装は避けた方が良いでしょう。
また、雨が降ると塗装作業は行えませんので、梅雨の時期の施工にも注意が必要です。
「優良塗装業者」を選ぶためには?
塗装業者を選ぶ際には、一時的な雰囲気や印象に流されることは避けましょう。見た目だけでなく、確かな信頼性や品質に基づいて選ぶことが重要になってきます。
大幅な値引きなどの甘い言葉に乗せられて契約することも、悪徳業者の一般的な手法であり、注意が必要です。
そこで、安心して選ぶための「優良業者の見極め方」についてご説明いたします。
保証やアフターフォローが充実している
万一トラブルが発生した場合、信頼できるサポート体制が整っているかどうかは、重要な要素です。大きな被害が発生したにもかかわらず、保証の対象外だったという状況を避けるためには、適切な保証サービスや保険の選択、そして頼りになるアフターサービスを提供している業者を選ぶことが肝要です。
目的に合わせて最適な塗料を提案してくれる業者
依頼者の要望や外壁の状態、建物の場所や用途などから、最適な塗料は自然と絞りこまれてくるものです。お住まいに最も相応しい塗料と施工方法は、必ず存在します。単に価格だけを重視して提案してくる業者ではなく、真に依頼者の目的に合致した提案をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
スタッフの技術力が十分にある業者
スタッフの技術力を判断するのは、依頼者にとっては困難なことです。しかし、技術力を評価する指標は、いくつか存在します。例えば、必要な作業に対応するための適切な資格を持っているか、各種業者団体に所属しているかなどです。また、建設業許可を取得しているかも重要ですし、各都道府県の塗装業協同組合への加入も業者の信頼性の目安となります。
実績のある塗装業者
実績のある塗装業者は、信頼性があるといえます。
もちろん、これが全てに当てはまるわけではありませんが、長い期間経営を続けている業者は悪徳業者ではない可能性が高いでしょう。
悪徳業者は口コミなどで悪評が立ちやすく、数年も経たずに消えてしまうことが多いのです。しかし、創業から20年以上の歴史を持つ塗装業者は、その実績と評判から経営が続けられているといえます。