外壁塗装の相場ってどれくらい?悪徳・優良業者の違いも紹介!川口・戸田・蕨・草加エリア
住まいは年月を重ねる中で、さまざまな部分が少しずつ経年劣化していきます。特に外壁は、常に雨や風、太陽の光に晒されているため、ケアが要求される部分です。
外壁塗装は定期的に必要ですが、それほど頻繁には行わないため、費用の相場に詳しくない方も30坪のお家の外壁塗装をご検討中の方へ、費用相場をお伝えします。適正な相場を知ることで、外壁塗装依頼する際に失敗しないよう、こちらの記事情報をお役立てください。
目次
30坪の住宅の外壁塗装の費用相場は?
30坪の住宅の外壁塗装費用について解説いたします。
壁塗装費用の一般的な相場として、40万円から80万円程度になります。もし、外壁だけでなく屋根の塗装も検討されている場合、60万円から120万円程度が相場となります。
ただし、外壁塗装費用は様々な要因に影響されます。具体的には、塗装する外壁の面積、選ばれる塗料のグレード、外壁の現状、および必要な付帯工事などが大きく影響します。したがって、実際の見積もりを取得する際には、これらの要因を詳細に検討することが大切です。
外壁塗装にかかる費用の内訳は?
30坪の住宅の外壁塗装でかかる費用の相場がわかったところで、具体的な内訳についても理解しておくことが大切です。
外壁塗装にかかる費用は以下4つがあり、何にいくらかかるのかを把握しておくことで適正な見積書なのかを確認するのに役立ちます。
・塗料・材料費 - 約20~25% (16万円〜20万円程度)
・足場代 - 約15~20% (12万円〜16万円程度)
・人件費 - 約30% (24万円程度)
・諸経費・運営費 - 約30% (30万円程度)
※()の価格は80万円で依頼した場合
それでは、それぞれの費用の内訳について解説していきます。
**足場代(15~20%)**
外壁塗装に際して、足場代は費用の大きな部分を占めるポイントになります。
外壁塗装は高所での作業を伴い、職人の方々が安全で安定した環境での作業を保証するためには、足場が必要不可欠となります。
その設置や材料の運搬に発生する経費が、総額の15~20%を占めます。
**人件費(30%)**
外壁塗装は、塗料を塗る作業だけでなく、養生、高圧洗浄、補修、下地処理といった多岐にわたる工程を経て完成します。
これらの一連の工程は、熟練した職人の手で丁寧に行われるため、それに伴う人件費が発生します。
見積もりには明記されていないことが多いですが、業者が工程ごとの必要な時間を前もって計算し、その結果を単価に反映させていることが通常です。
**諸経費・運営費(30%)**
外壁塗装の全体のコストのうち、約30%が諸経費や運営費として計上されます。
塗料や高圧洗浄機といった材料や道具の運搬費はもちろん、職人の移動のための交通費も考慮に入れられます。
さらに、現場の管理やアフターサービス、保証にかかる経費も含まれています。
諸経費が非常に低い場合、サービスや保証の品質が充実していない可能性もあるため、しっかりとどのような内容の経費が含まれているのかを確認しておくことが大切です。
安いだけで判断してはダメ?
安い見積もりが全てではない?外壁塗装や屋根塗装の見積もりを考える際、相場を大きく下回る価格には注意が必要です。価格の妥当性を確認し、業者選びの基準としましょう。安さだけで業者を選ぶことは失敗のもととなります。
以下は料金が安い悪徳業者の特徴になります。
塗料を極端に薄める
塗装に使用する塗料は、各製品ごとに1平方メートルあたりの適正使用量が定められていますが、中には過度に希釈して使用する業者も存在します。
適切な希釈率を下回ると、塗装の効果が低下してしまいます。安価な塗装見積もりが出された場合、塗料1缶でどの範囲をカバーできるかを確認することが重要です。
人件費の削減
一部の業者は人件費を削減し、経験の浅いスタッフに塗装作業を依頼することがあります。安すぎる見積もりを受けた場合、どのような職人が作業に参加するのかを確認することが役立ちます。
工期の短縮
工期が長引けば、人件費などの費用が増加します。そのため、一部の塗装業者は費用削減のため、できるだけ短い工期で作業しようとすることがあります。適切な工程を遵守しているかどうかを確認するために、塗装のスケジュールを確認することをおすすめします。
下請け業者の委託
一部の業者は塗装費用を削減するため、作業を下請け業者に委託することがあります。しかし、委託された下請け業者が時間をかけずに塗装を行うことで、仕上がりが不十分になる可能性があります。自社で塗装を行う業者の方が、より品質の高い仕上がりが期待できるでしょう。
「優良塗装業者」を選ぶためには?
塗装業者を選ぶ際には、一時的な雰囲気や印象に流されることは避けましょう。見た目だけでなく、確かな信頼性や品質に基づいて選ぶことが重要になってきます。
大幅な値引きなどの甘い言葉に乗せられて契約することも、悪徳業者の一般的な手法であり、注意が必要です。
そこで、安心して選ぶための「優良業者の見極め方」についてご説明いたします。
保証やアフターフォローが充実している
万一トラブルが発生した場合、信頼できるサポート体制が整っているかどうかは、重要な要素です。大きな被害が発生したにもかかわらず、保証の対象外だったという状況を避けるためには、適切な保証サービスや保険の選択、そして頼りになるアフターサービスを提供している業者を選ぶことが肝要です。
目的に合わせて最適な塗料を提案してくれる業者
依頼者の要望や外壁の状態、建物の場所や用途などから、最適な塗料は自然と絞りこまれてくるものです。お住まいに最も相応しい塗料と施工方法は、必ず存在します。単に価格だけを重視して提案してくる業者ではなく、真に依頼者の目的に合致した提案をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
スタッフの技術力が十分にある業者
スタッフの技術力を判断するのは、依頼者にとっては困難なことです。しかし、技術力を評価する指標は、いくつか存在します。例えば、必要な作業に対応するための適切な資格を持っているか、各種業者団体に所属しているかなどです。また、建設業許可を取得しているかも重要ですし、各都道府県の塗装業協同組合への加入も業者の信頼性の目安となります。
実績のある塗装業者
実績のある塗装業者は、信頼性があるといえます。
もちろん、これが全てに当てはまるわけではありませんが、長い期間経営を続けている業者は悪徳業者ではない可能性が高いでしょう。
悪徳業者は口コミなどで悪評が立ちやすく、数年も経たずに消えてしまうことが多いのです。しかし、創業から20年以上の歴史を持つ塗装業者は、その実績と評判から経営が続けられているといえます。